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  • 執筆者の写真: Goldilocks Playroom
    Goldilocks Playroom
  • 5月15日
  • 読了時間: 4分

更新日:5 日前

Joeに学ぶR&B:ソウルフルな歌声と歌詞に宿る魅力

初めて彼の声を聴いたのは、「No One Else Comes Close」のイントロで響く“mmm〜 mmm〜”

包み込むようなファルセットと、まっすぐに誠実な愛を歌う歌詞に心をつかまれました。ゆったりとしたテンポ、心地よいメロディ、そしてどこか切なさを感じさせる空気感。気づけば、彼の音楽の世界にどっぷりとハマっていました。

 

90年代から2000年代のR&B黄金期を支えたシンガー、Joe。
彼の音楽はただのラブソングではなく、「大人の愛の形」や「弱さを認める強さ」を静かに、そして力強く伝えています。


この記事では、Joeの代表曲をプレイリスト形式で紹介しながら、R&Bシンガーを目指す人にとって学びとなる、彼の歌唱力・ボーカルプロダクション・歌詞の奥深さに触れています。

 

Joeの音楽を聴いたことがある人も、まだ知らない人も、ぜひこの機会に彼の魅力に触れてみてください。


R&B、シンガー

Joeとは誰か?

  • ニュージャージー州出身のR&Bシンガー、1990年代から活躍。

  • デビューアルバム「Everything」(1993)、2ndアルバム「All That I Am」(1997)でブレイク。

  • 特に「I Wanna Know」や「All The Things (Your Man Won’t Do)」で人気が高まった。

 

彼の才能と作品の魅力

  • ボーカルコントロール:柔らかくも力強いファルセットとミッドレンジのバランスが絶妙。

  • 楽曲プロダクション:クラシックなソウルの質感にモダンR&Bのビートが融合。

  • ライブパフォーマンス:スタジオと変わらぬ安定感と感情表現。


R&Bシンガーが学ぶべき歌唱ポイント

  • ブレスとフレージング:Joeのブレスワークは非常に計算されていて、セクシーかつ滑らか。

  • ダイナミクスの使い方:サビで一気にボーカルを開放し、静かに始まるAメロとの対比を活かす。

  • フィル&メロディアレンジ:原曲を崩しすぎず、バラエティに富んだ自然なアドリブを差し込むテクニック。



代表曲

  • No One Else Comes Close 収録アルバム "All That I Am"(1997)

「君以上の存在は他にいない」と丁寧に深く歌っています。地声とファルセットの行き来が素晴らしい。この曲はBackstreet Boysがカバーしています。




  • All That I Am 収録アルバム "All That I Am"(1997)

ストリングスを中心とした編成で、感情の機微を丁寧に演出。音数が少なく、“声で語る”ことが求められる構成です。彼の歌唱力が引き立っています。




  • I Wanna Know 収録アルバム "My Name Is Joe"(2000)

Joeと言えばこの曲。彼を知らなくてもこの曲を知っている人は多いです。「どうすれば君を笑顔にできるか教えて」とスイートに問いかけています。



 

  • If I Was Your Man  収録アルバム "Ain’t Nothin’ Like Me"(2007)

切ない“片思い”と“すれ違い”の哀愁をまとった、Joeならではラブソング。低音の落ち着きから、サビのファルセットやロングトーンの切なさが印象的。




  • Metaphor 収録アルバム "Signature"(2009)

Joeが全編セルフプロデュースした初のアルバムから。アコースティックギターの温もりと、洗練された大人の色気が漂う1曲。フレージングはシンプルだが、言葉の一つ一つに感情が宿るような繊細な表現力が光る。




🎤Joe × ラッパーのコラボ名曲

  • Stutter feat. Mystikal(2000)

元はスローな失恋曲だった「Stutter」。Joeの怒りを抑えた冷静な歌声に対し、Mystikalは怒りを爆発させるようなラップで応戦。このギャップが、恋人への不信と感情の爆発をよりリアルに描いています。



  • Ride With U feat. G-Unit(2003)

メロウなビートにJoeの色気あるボーカル、G-Unitのクールなラップが絶妙に融合。都会的なR&Bとストリートの空気感が共存する名コラボ。




  • 1 To 1 Ratio feat. Too Short(2013)

ウエストコーストHIPHOPのレジェンドToo Shortとの色気・ユーモア・都会的なサウンドが詰まった、軽やかなトラック。歌詞の中には男女の関係、本音が描かれています。



おまけ

Adele / Hello Covered by Joe

通算12作目のアルバム「#MyNameIsJoeThomas」(2016)に収録されたカバー曲。




まだJoeを知らない人も、久しぶりに彼の声を聴いたという人も、ぜひ今回紹介したプレイリストを再生してみてください。一曲一曲のなかに、愛のかたちや、人の弱さと誠実さが描かれていて、気づけばあなた自身の思い出とも重なっていくかもしれません。

 

Joeの音楽が、あなたにそっと寄り添ってくれることを願って。

これからも本格的なR&Bを聴き続けましょう。


色んなR&Bをもっと聴きたい方は、ぜひ他のプレイリストブログもチェックしてください。

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